MT4 (MetaTrader 4) や MT5 (MetaTrader 5) は、世界中のトレーダーから信頼されているトレードプラットフォームです。このプラットフォームの真の強みは、カスタマイズ可能な充実したインジケーターを利用することで、個人のトレードスタイルに合わせて分析を自動化できる為です。本記事では、MT4/MT5における基本的なインジケーターの使い方から実用的なテクニックまで、序を追って解説します。
MetaTrader 4 https://www.metatrader4.com/ja
基本的なMT4/MT5インジケーター
1. 移動平均線 (MA: Moving Average)
移動平均線は、トレンドを分析するための最も基本的なツールの一つです。
使い方:
- チャート上で「挟入」→「インジケーター」→「トレンド」を選択します。
- 「Moving Average」を選択し、パラメータを設定します。例えば、短期には「5期間」、長期には「20期間」を設定して見ることが普通です。
役立つ場面:
- トレンドの向きを知る
- 入り場所と出口場所を判断
2. RSI (相対力持数: Relative Strength Index)
RSIは、広く使われているオシレーターで、価格が売られすぎているか、買われすぎているかを知るために使用されます。
使い方:
- 「挟入」→「インジケーター」→「オシレーター」を選択します。
- 「Relative Strength Index」を選択し、デフォルトの設定値「14期間」のままでOKです。
役立つ場面:
- 売られすぎの相場 (指数70以上)、買われすぎの相場 (指数30以下)を判断
- 反転のサインを探す
3. MACD (移動平均\u収束拡散法)
MACDは、トレンドの動き出しやモメンタムを推測するための有用なインジケーターです。
使い方:
- 「挟入」→「インジケーター」→「オシレーター」から「MACD」を選択します。
- デフォルトの設定値 (12, 26, 9)をそのまま使用します。
役立つ場面:
- ゴールデンクロスやデッドクロスを判断
- トレンドの転換を推測
実用的なインジケーターの使い方
1. ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、格上げされた価格の変動範囲を描画します。
使い方:
- 「挟入」→「インジケーター」→「トレンド」から「Bollinger Bands」を選択。
- パラメータの値はデフォルトの「20期間」のままでOK。
役立つ場面:
- 変動範囲を判断
- ブレイクアウトの可能性を評価
2. カスタムインジケーターの利用
MT4/MT5では外部のカスタムインジケーターを追加することも可能です。
使い方:
- カスタムインジケーターのファイル (.mq4 / .ex4 / .mq5 / .ex5)をダウンロードします。
- MT4/MT5の「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択。
- 「Indicators」フォルダにファイルをコピーし、MT4/MT5を再起動します。
- カスタムインジケーターをチャートに適用します。
役立つ場面:
- 自分のトレードスタイルに合わせた解決方法を定義
- フリーのインジケーターでさらに分析力を向上
結論
MT4/MT5のインジケーターを駆使することで、トレードの分析と戦略構築が大幅に向上します。本記事では、基本的なツールから実用的なテクニックまでを解説しました。自分に最適なインジケーターを選択し、フル力でトレードスキルを向上させましょう。
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MT4/MT5インジケーターの使い方を学ぶ 移動平均線 (MA: Moving Average) の徹底解説
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