EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.36220 で始まり 1.35010 で終えた(-121pips・値幅204pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 172pips(-141pips)。
- 高値 1.36900 は 19:45 JST(ロンドン)、安値 1.34860 は 05:20 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 28pips、18:55 JST。
- EUR・USD 関連の発表は11件(結果が出たもの9件)。
この日のEUR/USD|2008年10月15日(水)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.36220 |
| 高値 | 1.36900(19:45 JST・ロンドン) |
| 安値 | 1.34860(05:20 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 1.35010 |
| 騰落 | -121pips |
| 値幅 | 204pips |
| 前営業日終値との差 | +1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 28pips(18:55 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 1.36220 | 1.36480 | 1.36120 | 1.36180 | -4pips | 36pips |
| 東京 | 90 | 1.36150 | 1.36310 | 1.35370 | 1.36130 | -2pips | 94pips |
| ロンドン | 66 | 1.36120 | 1.36900 | 1.35740 | 1.36410 | +29pips | 116pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.36420 | 1.36580 | 1.34860 | 1.35010 | -141pips | 172pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:00 | 欧 | German Final CPI m/m | -0.1% | -0.1% | -0.1% |
| 18:00 | 欧 | HICP確報値(前年比) | 3.6% | 3.6% | 3.6% |
| 18:00 | 欧 | Final Core CPI y/y | 1.9% | 1.9% | 1.9% |
| 21:30 | 米 | 小売売上高(自動車除く・前月比) | -0.6% | -0.3% | -0.7% |
| 21:30 | 米 | 生産者物価指数(PPI・前月比) | -0.4% | -0.4% | -0.9% |
| 21:30 | 米 | 小売売上高(前月比) | -1.2% | -0.6% | -0.3% |
| 21:30 | 米 | コアPPI(前月比) | 0.4% | 0.2% | 0.2% |
| 21:30 | 米 | NY連銀製造業景況指数 | -24.6 | -9.0 | -7.4 |
| 23:00 | 米 | Business Inventories m/m | 0.3% | 0.5% | 1.1% |
| 01:15 | 米 | Fed Chairman Bernanke 発言 | — | — | — |
| 03:00 | 米 | ベージュブック | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は1件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | policy | スイス国民銀行と欧州中央銀行、スイスフラン流動性供給で協力 Swiss National Bank and European Central Bank cooperation to provide Swiss franc liquidity |
| 欧州中央銀行 | policy | 担保適格基準のさらなる拡大と流動性供給の強化に向けた措置 Measures to further expand the collateral framework and enhance the provision of liquidity |
| 米連邦準備制度 | 講演 | 金融市場と経済の安定化 Stabilizing the Financial Markets and the Economy |
| 米連邦準備制度 | 講演 | 経済見通し Economic Outlook |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 5 / 5 | all available tools | 使える手段はすべて 無条件の行動宣言・強い関与 |
We agreed to use all available tools to prevent failures that pose systemic risk. |
| 5 / 5 | take all necessary | 必要なことはすべて行う 無条件の行動宣言・強い関与 |
We further agreed that we would take all necessary steps to unfreeze interbank and money markets, and that we will act to restart the secondary markets for mortgages and other securitized assets. |
| 4 / 5 | decisive | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
This prompt and decisive action by our political leaders will allow us to restore more normal market functioning much more quickly and at lower ultimate cost than would otherwise have been the case. |
| 3 / 5 | as needed | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
This measure will be in place as long as needed, at least until January 2009. |
| 3 / 5 | as required | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
Moreover, as required by the legislation, institutions that receive capital will have to meet certain standards regarding executive compensation practices. |
| 3 / 5 | will act | 行動する 条件付きの行動示唆・強い関与 |
We further agreed that we would take all necessary steps to unfreeze interbank and money markets, and that we will act to restart the secondary markets for mortgages and other securitized assets. |
| 2 / 5 | vigilant | 警戒を怠らない 監視・警戒・引き締め寄り |
The expansion of the eligibility criteria announced today will be combined with vigilant monitoring of the use of the framework. |
| 2 / 5 | downside risks | 下振れリスク 監視・警戒・緩和寄り |
Second, to reduce the downside risks to growth emanating from the tightening of credit, the Fed, in a series of moves that began last September, has significantly lowered its target for the federal funds rate. |
チャート

この日の総括
2008年10月15日(水)のEUR/USDは、1.36220→1.35010の下落(-121pips)で、値幅は204pipsだった。前営業日の終値からは+1pipsで始まった。セッション別では早朝 36pips・東京 94pips・ロンドン 116pips・ニューヨーク 172pipsで、ニューヨークが最も動いた。高値 1.36900・安値 1.34860 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2008-10-15)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






