USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 102.380 で始まり 102.290 で終えた(-9pips・値幅87pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 87pips(-59pips)。
- 高値 102.980 は 15:20 JST(東京)、安値 102.110 は 00:25 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 32pips、23:00 JST。
- USD・JPY 関連の発表は5件(結果が出たもの3件)。
この日のUSD/JPY|2008年4月3日(木)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 102.380 |
| 高値 | 102.980(15:20 JST・東京) |
| 安値 | 102.110(00:25 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 102.290 |
| 騰落 | -9pips |
| 値幅 | 87pips |
| 前営業日終値との差 | -1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 32pips(23:00 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 23 | 102.380 | 102.400 | 102.280 | 102.330 | -5pips | 12pips |
| 東京 | 90 | 102.340 | 102.980 | 102.260 | 102.930 | +59pips | 72pips |
| ロンドン | 66 | 102.940 | 102.970 | 102.640 | 102.890 | -5pips | 33pips |
| ニューヨーク | 108 | 102.880 | 102.980 | 102.110 | 102.290 | -59pips | 87pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 21:30 | 米 | 新規失業保険申請件数 | 407K | 366K | 366K |
| 23:00 | 米 | Fed Chairman Bernanke Testifies | — | — | — |
| 23:00 | 米 | FOMC Geithner 発言 | — | — | — |
| 23:00 | 米 | ISM非製造業景況指数 | 49.6 | 48.5 | 49.3 |
| 23:30 | 米 | Natural Gas Storage | -29B | -34B | -36B |
発言・声明の一次資料
この日は2件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 米連邦準備制度 | 講演 | 中央銀行のコミットメントとコミュニケーション Central Bank Commitment and Communication |
| 米連邦準備制度 | 議会証言 | 金融市場の動向 Developments in the financial markets |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | decisively | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
Third, a strong commitment to an explicit inflation objective provides the central bank with greater flexibility to respond decisively to adverse demand shocks. |
| 4 / 5 | strong commitment | 強く責任を負う 強い意思表明・強い関与 |
A strong commitment to an explicit numerical inflation objective has other significant benefits. |
| 3 / 5 | will act | 行動する 条件付きの行動示唆・強い関与 |
Thus, a commitment to keep inflation low and stable should be interpreted in a probabilistic sense–that is, policy will act in a manner that keeps inflation close to the inflation objective on average over time, and unusually large shocks may result in more persistent deviations from this object… |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
16 For example, it is generally desirable to reduce inflation gradually following an adverse cost shock in order to alleviate the contractionary effects on the real economy. |
| 1 / 5 | transitory | 一時的な 姿勢の説明・緩和寄り |
5 Nevertheless, if the economy is already at full employment, then this boost is merely transitory: As economic activity rises above its sustainable level, wages and prices begin to rise, and the private sector’s inflation expectations start to pick up. |
| 1 / 5 | well anchored | (期待が)しっかり固定されている 姿勢の説明・中立 |
The evidence supports the view that medium- to long-term expectations have become well anchored around the official objectives. |
チャート

この日の総括
2008年4月3日(木)のUSD/JPYは、102.380→102.290の下落(-9pips)で、値幅は87pipsだった。前営業日の終値からは-1pipsで始まった。セッション別では早朝 12pips・東京 72pips・ロンドン 33pips・ニューヨーク 87pipsで、ニューヨークが最も動いた。5分足の最大変動 32pips は 23:00 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・Fed Chairman Bernanke Testifies、米・FOMC Geithner 発言、米・ISM非製造業景況指数 の発表がある。高値 102.980・安値 102.110 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2008-04-03)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






