USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 104.450 で始まり 105.110 で終えた(+66pips・値幅169pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 112pips(+42pips)。
- 高値 105.600 は 23:05 JST(ニューヨーク)、安値 103.910 は 17:35 JST(ロンドン)。
- 5分足1本での最大変動は 32pips、22:00 JST。
- USD・JPY 関連の発表は6件(結果が出たもの4件)。
この日のUSD/JPY|2008年6月3日(火)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 104.450 |
| 高値 | 105.600(23:05 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 103.910(17:35 JST・ロンドン) |
| 終値 | 105.110 |
| 騰落 | +66pips |
| 値幅 | 169pips |
| 前営業日終値との差 | +1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 32pips(22:00 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 104.450 | 104.560 | 104.380 | 104.490 | +4pips | 18pips |
| 東京 | 90 | 104.500 | 104.720 | 104.120 | 104.130 | -37pips | 60pips |
| ロンドン | 66 | 104.140 | 104.700 | 103.910 | 104.700 | +56pips | 79pips |
| ニューヨーク | 107 | 104.690 | 105.600 | 104.480 | 105.110 | +42pips | 112pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 日 | Monetary Base y/y | -0.9% | -0.9% | -2.8% |
| 12:45 | 日 | 10-y Bond Auction | 1.80|2.1 | — | 1.66|2.5 |
| 22:00 | 日 | 日銀総裁Shirakawa 発言 | — | — | — |
| 22:00 | 米 | Fed Chairman Bernanke 発言 | — | — | — |
| 23:00 | 米 | Factory Orders m/m | 1.1% | 0.0% | 1.4% |
| 01:15 | 米 | Total Vehicle Sales | 14.3M | 14.5M | 14.5M |
発言・声明の一次資料
この日は2件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 米連邦準備制度 | 講演 | 経済見通しについて Remarks on the economic outlook |
| 米連邦準備制度 | policy | 連邦準備制度、2008年6月2日に実施した28日物750億ドル資金供給オペの結果を公表 Federal Reserve announces results of auction of $75 billion in 28-day credit held on June 2, 2008 |
| 米連邦準備制度 | policy | 2009年FOMC会合日程(暫定) Tentative 2009 FOMC meeting schedule |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | decisive | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
Our decisive policy actions were premised on the view that a more gradual reduction in short-term rates could well have failed to contain the financial and economic problems confronting us. |
| 3 / 5 | prepared to act | 行動する用意がある 条件付きの行動示唆・強い関与 |
We will, of course, be watching the evolving situation closely and are prepared to act as needed to meet our dual mandate. |
| 3 / 5 | as needed | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
We will, of course, be watching the evolving situation closely and are prepared to act as needed to meet our dual mandate. |
| 2 / 5 | downside risks | 下振れリスク 監視・警戒・緩和寄り |
Recent increases in oil prices pose additional downside risks to growth. |
| 2 / 5 | upside risk to inflation | 物価の上振れリスク 監視・警戒・引き締め寄り |
Another significant upside risk to inflation is that high headline inflation, if sustained, might lead the public to expect higher long-term inflation rates, an expectation that could ultimately become self-confirming. |
| 1 / 5 | gradual | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
Our decisive policy actions were premised on the view that a more gradual reduction in short-term rates could well have failed to contain the financial and economic problems confronting us. |
チャート

この日の総括
2008年6月3日(火)のUSD/JPYは、104.450→105.110の上昇(+66pips)で、値幅は169pipsだった。前営業日の終値からは+1pipsで始まった。セッション別では早朝 18pips・東京 60pips・ロンドン 79pips・ニューヨーク 112pipsで、ニューヨークが最も動いた。5分足の最大変動 32pips は 22:00 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 日・日銀総裁Shirakawa 発言、米・Fed Chairman Bernanke 発言 の発表がある。高値 105.600・安値 103.910 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2008-06-03)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






