USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 105.120 で始まり 105.250 で終えた(+13pips・値幅82pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 82pips(+59pips)。
- 高値 105.380 は 23:00 JST(ニューヨーク)、安値 104.560 は 21:00 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 26pips、21:15 JST。
- USD・JPY 関連の発表は8件(結果が出たもの7件)。
この日のUSD/JPY|2008年6月4日(水)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 105.120 |
| 高値 | 105.380(23:00 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 104.560(21:00 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 105.250 |
| 騰落 | +13pips |
| 値幅 | 82pips |
| 前営業日終値との差 | +1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 26pips(21:15 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 105.120 | 105.260 | 105.090 | 105.170 | +5pips | 17pips |
| 東京 | 90 | 105.160 | 105.320 | 104.970 | 105.250 | +9pips | 35pips |
| ロンドン | 66 | 105.240 | 105.270 | 104.600 | 104.650 | -59pips | 67pips |
| ニューヨーク | 108 | 104.660 | 105.380 | 104.560 | 105.250 | +59pips | 82pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 日 | Capital Spending q/y | -4.9% | -9.6% | -7.7% |
| 20:30 | 米 | Challenger Job Cuts y/y | 45.6% | — | 27.4% |
| 21:15 | 米 | ADP雇用統計 | 40K | -30K | 10K |
| 21:30 | 米 | Revised Nonfarm Productivity q/q | 2.6% | 2.5% | 2.2% |
| 21:30 | 米 | Revised Unit Labor Costs q/q | 2.2% | 2.0% | 2.2% |
| 23:00 | 米 | ISM非製造業景況指数 | 51.7 | 51.0 | 52.0 |
| 23:35 | 米 | Crude Oil Inventories | -4.8M | 1.1M | -8.8M |
| 03:45 | 米 | Fed Chairman Bernanke 発言 | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は1件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 米連邦準備制度 | 講演 | 2008年クラス・デーにおける講演 Remarks on Class Day 2008 |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | firmly committed | 強く責任を負う 強い意思表明・強い関与 |
However, since Paul Volcker’s time, the Federal Reserve has been firmly committed to maintaining a low and stable rate of inflation over the longer term. |
| 1 / 5 | accommodative | 緩和的な 姿勢の説明・緩和寄り |
This further influenced the policymakers of the time toward running a monetary policy that was too accommodative. |
| 1 / 5 | temporary | 一時的な 姿勢の説明・緩和寄り |
If people expect an increase in inflation to be temporary and do not build it into their longer-term plans for setting wages and prices, then the inflation created by a shock to oil prices will tend to fade relatively quickly. |
| 1 / 5 | well anchored | (期待が)しっかり固定されている 姿勢の説明・中立 |
And we recognize that keeping longer-term inflation expectations well anchored is essential to achieving the goal of low and stable inflation. |
チャート

この日の総括
2008年6月4日(水)のUSD/JPYは、105.120→105.250の上昇(+13pips)で、値幅は82pipsだった。前営業日の終値からは+1pipsで始まった。セッション別では早朝 17pips・東京 35pips・ロンドン 67pips・ニューヨーク 82pipsで、ニューヨークが最も動いた。5分足の最大変動 26pips は 21:15 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・ADP雇用統計、米・Revised Nonfarm Productivity q/q、米・Revised Unit Labor Costs q/q の発表がある。高値 105.380・安値 104.560 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2008-06-04)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






