USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 80.720 で始まり 81.250 で終えた(+53pips・値幅86pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 61pips(+38pips)。
- 高値 81.460 は 21:40 JST(ニューヨーク)、安値 80.600 は 17:45 JST(ロンドン)。
- 5分足1本での最大変動は 40pips、21:30 JST。
- USD・JPY 関連の発表は11件(結果が出たもの6件)。
この日のUSD/JPY|2010年11月5日(金)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 80.720 |
| 高値 | 81.460(21:40 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 80.600(17:45 JST・ロンドン) |
| 終値 | 81.250 |
| 騰落 | +53pips |
| 値幅 | 86pips |
| 前営業日終値との差 | 0pips |
| 5分足1本の最大変動 | 40pips(21:30 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 30 | 80.720 | 80.770 | 80.670 | 80.770 | +5pips | 10pips |
| 東京 | 90 | 80.740 | 80.970 | 80.610 | 80.760 | +2pips | 36pips |
| ロンドン | 60 | 80.770 | 80.960 | 80.600 | 80.860 | +9pips | 36pips |
| ニューヨーク | 108 | 80.870 | 81.460 | 80.850 | 81.250 | +38pips | 61pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11:36 | 日 | 金融政策声明 | — | — | — |
| 11:36 | 日 | Overnight Call Rate | <0.10% | <0.10% | <0.10% |
| 16:20 | 日 | 日銀総裁会見 | — | — | — |
| 21:30 | 米 | 非農業部門雇用者数 | 151K | 63K | -95K |
| 21:30 | 米 | 失業率 | 9.6% | 9.6% | 9.6% |
| 21:30 | 米 | 平均時給(前月比) | 0.2% | 0.2% | 0.0% |
| 22:30 | 米 | FOMC Hoenig 発言 | — | — | — |
| 01:30 | 米 | Pending Home Sales m/m | -1.8% | 3.2% | 4.3% |
| 02:20 | 米 | FOMC Bullard 発言 | — | — | — |
| 03:00 | 米 | Fed Chairman Bernanke 発言 | — | — | — |
| 04:00 | 米 | Consumer Credit m/m | 2.1B | -3.1B | -3.3B |
発言・声明の一次資料
この日は4件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 日本銀行 | policy | 金融政策決定会合の結果(現状維持、ETFおよびJ-REITの買入れ、11時36分公表) Statement on Monetary Policy (Policy unchanged, Purchases of ETFs and J-REITs, Announced at 11:36 a.m.) |
| 日本銀行 | policy | CPおよび社債の買入れ予定(資産買入れプログラム) Schedules of Outright Purchases of CP and Corporate Bonds (Asset Purchase Program) |
| 日本銀行 | policy | 「資産買入等の基金によるETFおよびJ-REITの買入れに関する基本要領」の制定 Establishment of "Principal Terms and Conditions for Purchases of ETFs and J-REITs Conducted through the Asset Purchase Program" |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | powerful monetary easing | 強力な金融緩和 強い意思表明・緩和寄り |
For Japan’s economy to overcome deflation and return to a sustainable growth path with price stability, the Bank will continue to consistently make contributions as the central bank by the three-pronged approach of pursuing powerful monetary easing through comprehensive monetary easing, ensuring … |
| 2 / 5 | downside risks | 下振れリスク 監視・警戒・緩和寄り |
economy, attention should also be paid to downside risks to Japan’s economy. |
| 1 / 5 | policy actions in an appropriate | 適切な政策運営 姿勢の説明・中立 |
The Bank will continue to carefully examine the outlook for economic activity and prices, and take policy actions in an appropriate manner. |
チャート

この日の総括
2010年11月5日(金)のUSD/JPYは、80.720→81.250の上昇(+53pips)で、値幅は86pipsだった。前営業日の終値からは0pipsで始まった。セッション別では早朝 10pips・東京 36pips・ロンドン 36pips・ニューヨーク 61pipsで、ニューヨークが最も動いた。5分足の最大変動 40pips は 21:30 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・非農業部門雇用者数、米・失業率、米・平均時給(前月比) の発表がある。高値 81.460・安値 80.600 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2010-11-05)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






