EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.39690 で始まり 1.39860 で終えた(+17pips・値幅66pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 66pips(+20pips)。
- 高値 1.40060 は 23:45 JST(ニューヨーク)、安値 1.39400 は 22:55 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 27pips、22:40 JST。
- EUR・USD 関連の発表は7件(結果が出たもの4件)。
この日のEUR/USD|2011年3月4日(金)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.39690 |
| 高値 | 1.40060(23:45 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 1.39400(22:55 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 1.39860 |
| 騰落 | +17pips |
| 値幅 | 66pips |
| 前営業日終値との差 | +1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 27pips(22:40 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 17 | 1.39690 | 1.39690 | 1.39510 | 1.39540 | -15pips | 18pips |
| 東京 | 90 | 1.39600 | 1.39650 | 1.39480 | 1.39580 | -2pips | 17pips |
| ロンドン | 72 | 1.39550 | 1.39760 | 1.39490 | 1.39650 | +10pips | 27pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.39660 | 1.40060 | 1.39400 | 1.39860 | +20pips | 66pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 18:15 | 欧 | EU Economic Summit | — | — | — |
| 22:30 | 米 | 非農業部門雇用者数 | 192K | 191K | 36K |
| 22:30 | 米 | 失業率 | 8.9% | 9.1% | 9.0% |
| 22:30 | 米 | 平均時給(前月比) | 0.0% | 0.2% | 0.4% |
| 00:00 | 米 | Factory Orders m/m | 3.1% | 2.1% | 0.2% |
| 00:00 | 米 | FOMC Yellen 発言 | — | — | — |
| 00:25 | 欧 | ECB総裁Trichet 発言 | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は2件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | 講演 | サーベイランスと政策協調の課題 The challenges of surveillance and coordination |
| 欧州中央銀行 | 講演 | リスク管理の再考――得られた教訓から行動へ Rethinking risk management: from lessons learned to taking action |
| 米連邦準備制度 | 講演 | 国際通貨・金融システムの改善 Improving the International Monetary and Financial System |
| 米連邦準備制度 | 議会証言 | ターム物資産担保証券貸出制度(TALF) Term Asset-Backed Securities Loan Facility |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 3 / 5 | stand ready | 行動する用意がある 条件付きの行動示唆・強い関与 |
No matter whether the next crisis ahead will be due to increases in the prices of oil and food, to geopolitical tensions or to the bust of potential asset bubbles in emerging markets, we should stand ready to react to any of those possible shocks. |
| 1 / 5 | accommodative | 緩和的な 姿勢の説明・緩和寄り |
Keeping the policy interest rate unchanged while headline inflation rises – even if core inflation remains unchanged – implies de facto allowing for the monetary stance to become more accommodative. |
| 1 / 5 | gradual | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
The gradual adjustment to the new regulatory framework over a sufficiently long period, also to take into account the weakened economic position of many developed countries and financial systems as a consequence of the crisis, will mitigate the impact of implementing the new rules. |
チャート

この日の総括
2011年3月4日(金)のEUR/USDは、1.39690→1.39860の上昇(+17pips)で、値幅は66pipsだった。前営業日の終値からは+1pipsで始まった。セッション別では早朝 18pips・東京 17pips・ロンドン 27pips・ニューヨーク 66pipsで、ニューヨークが最も動いた。5分足の最大変動 27pips は 22:40 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・非農業部門雇用者数、米・失業率、米・平均時給(前月比) の発表がある。高値 1.40060・安値 1.39400 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2011-03-04)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






