EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.43650 で始まり 1.44080 で終えた(+43pips・値幅142pips)。
- 最も値幅が出たのは東京で 104pips(-89pips)。
- 高値 1.44120 は 05:50 JST(ニューヨーク)、安値 1.42700 は 15:05 JST(東京)。
- 5分足1本での最大変動は 31pips、17:00 JST。
- EUR・USD 関連の発表は7件(結果が出たもの6件)。
この日のEUR/USD|2011年5月10日(火)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.43650 |
| 高値 | 1.44120(05:50 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 1.42700(15:05 JST・東京) |
| 終値 | 1.44080 |
| 騰落 | +43pips |
| 値幅 | 142pips |
| 前営業日終値との差 | +1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 31pips(17:00 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 1.43650 | 1.43750 | 1.43470 | 1.43730 | +8pips | 28pips |
| 東京 | 90 | 1.43720 | 1.43740 | 1.42700 | 1.42830 | -89pips | 104pips |
| ロンドン | 66 | 1.42820 | 1.43780 | 1.42760 | 1.43660 | +84pips | 102pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.43670 | 1.44120 | 1.43190 | 1.44080 | +41pips | 93pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:45 | 欧 | French Industrial Production m/m | -0.9% | 0.5% | 0.4% |
| 17:00 | 欧 | Italian Industrial Production m/m | 0.4% | 0.6% | 1.4% |
| 20:30 | 米 | NFIB Small Business Index | 91.2 | 91.9 | 91.9 |
| 21:30 | 米 | Import Prices m/m | 2.2% | 1.8% | 2.7% |
| 22:30 | 米 | FOMC Duke 発言 | — | — | — |
| 23:00 | 米 | Final Wholesale Inventories m/m | 1.1% | 1.0% | 1.0% |
| 23:00 | 米 | RCM/TIPP Economic Optimism | 42.8 | 41.5 | 40.8 |
発言・声明の一次資料
この日は1件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | 講演 | 相互に結びついた世界経済における政策規律とスピルオーバー Policy discipline and spillovers in an interconnected global economy |
| 欧州中央銀行 | 講演 | ユーロ圏における通貨および金融の安定 Monetary and financial stability in the euro area |
| 米連邦準備制度 | 講演 | 地域開発金融におけるイノベーションの促進 Fostering Innovation in Community Development Finance |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | decisive | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
It was the Fed’s decisive policy action under Paul Volcker, raising the Fed’s policy rate to a peak of around 20 per cent in 1981, which ended this “Great Inflation” experience. |
| 3 / 5 | if needed | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
But others were prepared to help – even unconditionally – thinking that in future they might benefit from the same assistance if needed. |
| 1 / 5 | accommodative | 緩和的な 姿勢の説明・緩和寄り |
A delayed exit from accommodative monetary policy after a recessionary period may contribute to excessive risk taking and large international capital flows. |
| 1 / 5 | appropriate policy | 適切な政策運営 姿勢の説明・中立 |
They tend to encourage naïve governments to believe that debt restructuring can be done in an “orderly way”, distracting them from implementing the appropriate policy adjustment. |
チャート

この日の総括
2011年5月10日(火)のEUR/USDは、1.43650→1.44080の上昇(+43pips)で、値幅は142pipsだった。前営業日の終値からは+1pipsで始まった。セッション別では早朝 28pips・東京 104pips・ロンドン 102pips・ニューヨーク 93pipsで、東京が最も動いた。5分足の最大変動 31pips は 17:00 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 欧・Italian Industrial Production m/m の発表がある。高値 1.44120・安値 1.42700 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2011-05-10)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






