USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 82.067 で始まり 82.107 で終えた(+4pips・値幅30.3pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 25.8pips(-1.3pips)。
- 高値 82.207 は 09:10 JST(東京)、安値 81.904 は 23:35 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 7.3pips、09:50 JST。
- USD・JPY 関連の発表は7件(結果が出たもの6件)。
この日のUSD/JPY|2012年11月29日(木)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 82.067 |
| 高値 | 82.207(09:10 JST・東京) |
| 安値 | 81.904(23:35 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 82.107 |
| 騰落 | +4pips |
| 値幅 | 30.3pips |
| 前営業日終値との差 | -0.1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 7.3pips(09:50 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 18 | 82.067 | 82.173 | 82.014 | 82.124 | +5.7pips | 15.9pips |
| 東京 | 90 | 82.075 | 82.207 | 81.999 | 82.116 | +4.1pips | 20.8pips |
| ロンドン | 72 | 82.123 | 82.194 | 82.033 | 82.119 | -0.4pips | 16.1pips |
| ニューヨーク | 108 | 82.120 | 82.162 | 81.904 | 82.107 | -1.3pips | 25.8pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 日 | Retail Sales y/y | -1.2% | -0.7% | 0.4% |
| 22:30 | 米 | GDP改定値(前期比年率) | 2.7% | 2.8% | 2.0% |
| 22:30 | 米 | 新規失業保険申請件数 | 393K | 392K | 410K |
| 22:30 | 米 | Prelim GDP Price Index q/q | 2.7% | 2.8% | 2.8% |
| 23:00 | 米 | FOMC Dudley 発言 | — | — | — |
| 00:00 | 米 | Pending Home Sales m/m | 5.2% | 0.9% | 0.3% |
| 00:30 | 米 | Natural Gas Storage | 4B | -5B | -38B |
発言・声明の一次資料
この日は1件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 日本銀行 | 講演 | 「アジアの人口動態の変化と日本の経済・金融情勢」(熊本県金融経済懇談会における講演) "Demographic Changes in Asia and Japan’s Economic and Financial Developments" (Speech at a Meeting with Business Leaders in Kumamoto) |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | powerful monetary easing | 強力な金融緩和 強い意思表明・緩和寄り |
So far, financial conditions in Japan have been accommodative, as the Bank continuously pursues powerful monetary easing. |
| 4 / 5 | Further tightening | さらなる引き締め 強い意思表明・引き締め寄り |
Further tightening of the supply-demand balance in low-cost labor is expected to ensure continuous wage growth, raising per capita disposable income and the presence of middle class income earners. |
| 2 / 5 | downside risks | 下振れリスク 監視・警戒・緩和寄り |
While both upside and downside risks exist, I personally assess the downside risks as greater. |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
As the economy gradually develops, the country is likely to experience a decline in the child mortality rate and resultant rapid growth in the "youth population" (those aged below 15). |
| 1 / 5 | accommodative | 緩和的な 姿勢の説明・緩和寄り |
Under this environment, the Bank will continue to support the business community by ensuring an accommodative monetary environment and providing long-term funds through financial institutions (as explained later). |
| 1 / 5 | temporary | 一時的な 姿勢の説明・緩和寄り |
Generally, the negative output gap is regarded to be caused by cyclical factors or temporary shocks to the economy (such as natural disasters). |
チャート

この日の総括
2012年11月29日(木)のUSD/JPYは、82.067→82.107の上昇(+4pips)で、値幅は30.3pipsだった。前営業日の終値からは-0.1pipsで始まった。セッション別では早朝 15.9pips・東京 20.8pips・ロンドン 16.1pips・ニューヨーク 25.8pipsで、ニューヨークが最も動いた。高値 82.207・安値 81.904 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2012-11-29)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






