USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 112.071 で始まり 111.542 で終えた(-52.9pips・値幅71.3pips)。
- 最も値幅が出たのはロンドンで 54.4pips(+1.4pips)。
- 高値 112.185 は 09:35 JST(東京)、安値 111.472 は 00:05 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 24.3pips、23:45 JST。
- USD・JPY 関連の発表は9件(結果が出たもの6件)。
この日のUSD/JPY|2020年2月21日(金)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 112.071 |
| 高値 | 112.185(09:35 JST・東京) |
| 安値 | 111.472(00:05 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 111.542 |
| 騰落 | -52.9pips |
| 値幅 | 71.3pips |
| 前営業日終値との差 | +1.2pips |
| 5分足1本の最大変動 | 24.3pips(23:45 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 18 | 112.071 | 112.083 | 111.922 | 111.982 | -8.9pips | 16.1pips |
| 東京 | 90 | 112.057 | 112.185 | 111.923 | 111.942 | -11.5pips | 26.2pips |
| ロンドン | 72 | 111.982 | 112.031 | 111.487 | 111.996 | +1.4pips | 54.4pips |
| ニューヨーク | 108 | 111.996 | 112.011 | 111.472 | 111.542 | -45.4pips | 53.9pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:30 | 日 | 全国コアCPI(前年比) | 0.8% | 0.7% | 0.7% |
| 09:30 | 日 | 製造業PMI(速報) | 47.6 | 47.9 | 49.3 |
| 13:30 | 日 | All Industries Activity m/m | 0.0% | 0.3% | 0.9% |
| 23:35 | 米 | FOMC Kaplan 発言 | — | — | — |
| 23:45 | 米 | 製造業PMI(速報) | 50.8 | 51.5 | 51.7 |
| 23:45 | 米 | サービス業PMI(速報) | 49.4 | 53.3 | 53.2 |
| 00:00 | 米 | 中古住宅販売件数 | 5.46M | 5.46M | 5.54M |
| 00:15 | 米 | FOMC Brainard 発言 | — | — | — |
| 03:30 | 米 | FOMC Clarida 発言 | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は3件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 米連邦準備制度 | 講演 | 金融市場と金融政策:合わせ鏡の問題は存在するか Financial Markets and Monetary Policy: Is There a Hall of Mirrors Problem? |
| 米連邦準備制度 | 講演 | 物価上昇率と金利が低い状況における金融政策の戦略と手段 Monetary Policy Strategies and Tools When Inflation and Interest Rates Are Low |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | forcefully | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
These costs and risks did not materialize or proved manageable, and I expect these tools to be deployed more forcefully and readily in the future. |
| 1 / 5 | data dependent | データ次第で判断する 姿勢の説明・中立 |
3 Data Dependence As I have written before, monetary policy needs to be—and, at the Fed, is— "data dependent" in two distinct ways. |
| 1 / 5 | well anchored | (期待が)しっかり固定されている 姿勢の説明・中立 |
Since the late 1990s, inflation expectations appear to have been stable and well anchored in the neighborhood of our 2 percent goal. |
| 1 / 5 | appropriate policy | 適切な政策運営 姿勢の説明・中立 |
Policy decisions made today will have no effect on today’s inflation or unemployment rates, so good policy needs to assess where the economic fundamentals are going tomorrow to calibrate appropriate policy today. |
| 1 / 5 | accommodative | 緩和的な 姿勢の説明・緩和寄り |
With price inflation showing little sensitivity to resource utilization, policy may have to remain accommodative for a long time to achieve 2 percent inflation following a period of undershooting. |
| 1 / 5 | temporary | 一時的な 姿勢の説明・緩和寄り |
Finally, in the fog of war, it was difficult for policymakers to distinguish clearly between temporary headwinds associated with the crisis and emerging structural features of the new normal. |
チャート

この日の総括
2020年2月21日(金)のUSD/JPYは、112.071→111.542の下落(-52.9pips)で、値幅は71.3pipsだった。前営業日の終値からは+1.2pipsで始まった。セッション別では早朝 16.1pips・東京 26.2pips・ロンドン 54.4pips・ニューヨーク 53.9pipsで、ロンドンが最も動いた。5分足の最大変動 24.3pips は 23:45 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・FOMC Kaplan 発言、米・製造業PMI(速報)、米・サービス業PMI(速報)、米・中古住宅販売件数 の発表がある。高値 112.185・安値 111.472 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2020-02-21)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






