USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 105.956 で始まり 106.180 で終えた(+22.4pips・値幅45.2pips)。
- 最も値幅が出たのはロンドンで 32.3pips(+20.4pips)。
- 高値 106.302 は 03:50 JST(ニューヨーク)、安値 105.850 は 08:45 JST(東京)。
- 5分足1本での最大変動は 8.8pips、17:20 JST。
- USD・JPY 関連の発表は7件(結果が出たもの4件)。
この日のUSD/JPY|2020年9月2日(水)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 105.956 |
| 高値 | 106.302(03:50 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 105.850(08:45 JST・東京) |
| 終値 | 106.180 |
| 騰落 | +22.4pips |
| 値幅 | 45.2pips |
| 前営業日終値との差 | +0.6pips |
| 5分足1本の最大変動 | 8.8pips(17:20 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 105.956 | 105.988 | 105.926 | 105.931 | -2.5pips | 6.2pips |
| 東京 | 90 | 105.932 | 106.127 | 105.850 | 106.067 | +13.5pips | 27.7pips |
| ロンドン | 66 | 106.067 | 106.284 | 105.961 | 106.271 | +20.4pips | 32.3pips |
| ニューヨーク | 108 | 106.273 | 106.302 | 106.106 | 106.180 | -9.3pips | 19.6pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 日 | Monetary Base y/y | 11.5% | 10.1% | 9.8% |
| 21:15 | 米 | ADP雇用統計 | 428K | 1250K | 167K |
| 23:00 | 米 | Factory Orders m/m | 6.4% | 6.0% | 6.2% |
| 23:00 | 米 | FOMC ウィリアムズ 発言 | — | — | — |
| 23:30 | 米 | Crude Oil Inventories | -9.4M | -2.0M | -4.7M |
| 01:00 | 米 | FOMC Mester 発言 | — | — | — |
| 03:00 | 米 | ベージュブック | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は2件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 日本銀行 | 講演 | 「わが国の経済・金融情勢と金融政策」(佐賀県金融経済懇談会における挨拶(ウェブキャスト)) "Japan’s Economy and Monetary Policy" (Speech at a Meeting with Business Leaders in Saga (via webcast)) |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 5 / 5 | whatever it takes | 何であれ必要なことをやる 無条件の行動宣言・強い関与 |
On May 22, Deputy Prime Minister and Finance Minister Aso and Bank of Japan Governor Kuroda together released a statement on countermeasures responding to COVID-19, making clear that the government and the Bank are "committed to making every effort to facilitate corporate financing and maintain s… |
| 5 / 5 | will not hesitate | ためらわない 無条件の行動宣言・強い関与 |
Thus, since there are high uncertainties over the impact of COVID-19 on economic activity and prices, for the time being, the Bank will closely monitor the impact and will not hesitate to take additional easing measures if necessary. |
| 4 / 5 | forcefully | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
In my view, while these patterns will be forcefully modified, they will not come to an end. |
| 4 / 5 | powerful monetary easing | 強力な金融緩和 強い意思表明・緩和寄り |
" 1 The Bank’s powerful monetary easing measures have had positive effects. |
| 3 / 5 | if necessary | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
Thus, since there are high uncertainties over the impact of COVID-19 on economic activity and prices, for the time being, the Bank will closely monitor the impact and will not hesitate to take additional easing measures if necessary. |
| 3 / 5 | will continue to act | 行動する 条件付きの行動示唆・強い関与 |
As with the global economy, however, preventive measures taken by firms and households will continue to act as a force constraining economic activity while vigilance against COVID-19 continues. |
チャート

この日の総括
2020年9月2日(水)のUSD/JPYは、105.956→106.180の上昇(+22.4pips)で、値幅は45.2pipsだった。前営業日の終値からは+0.6pipsで始まった。セッション別では早朝 6.2pips・東京 27.7pips・ロンドン 32.3pips・ニューヨーク 19.6pipsで、ロンドンが最も動いた。高値 106.302・安値 105.850 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2020-09-02)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






