FX・株式・仮想通貨 投資用語集【2026年最新版・全90語】
投資・トレードの世界には独特の専門用語が多く、
意味を知らないまま取引すると思わぬ損失につながります。
このページではFX・株式・仮想通貨の重要用語を全90語収録し、
初心者にも分かりやすく解説します。
- FX取引の基本用語(スプレッド・レバレッジ・ロスカットなど)
- 株式投資の指標用語(PER・PBR・ROE・配当利回りなど)
- 仮想通貨・暗号資産の用語(BTC・ETH・DeFi・NFTなど)
1. FX(外国為替)関連用語
- スプレッド
売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のことで、実質的な取引コストです。
スプレッドが狭いほど有利な条件で取引できます。
USD/JPYでは0.2〜0.3pipsが国内主要ブローカーの標準水準です。 - pips(ピップス)
為替レートの最小変動単位。USD/JPYなら0.01円(1銭)が1pips。
損益計算や利確・損切りの基準として必ず覚えておく基本単位です。 - レバレッジ
証拠金(担保)の何倍の取引ができるかを示す倍率です。
国内FXは最大25倍、海外ブローカーでは500倍以上のケースもあります。
利益も損失も倍率分だけ拡大されるため、適切なポジションサイジングが不可欠です。 - 証拠金維持率
口座残高(有効証拠金)を必要証拠金で割った比率。
この数値が規定を下回るとマージンコールやロスカットが発動します。
常に100%以上を維持することがリスク管理の基本です。 - マージンコール
証拠金維持率が一定レベルを下回ったときに発せられる警告。
追加入金またはポジション縮小で対応しないとロスカットへ進みます。 - ロスカット
証拠金維持率が規定値を下回ったとき、業者が強制的にポジションを決済する仕組み。
資金の全損を防ぐための安全装置ですが、急変相場ではスリッページが生じることもあります。 - スワップポイント
2国間の金利差によって発生する受け取りまたは支払いのポイント。
高金利通貨を買い・低金利通貨を売ると受け取り、逆の場合は支払いが発生します。 - 通貨ペア 売買対象となる2つの通貨の組み合わせ(例:USD/JPY)。
- 主要通貨(メジャーカレンシー) 米ドル・ユーロ・円・ポンドなど、流動性が高く取引量の多い通貨。
- クロス通貨ペア 米ドルを含まない通貨ペア(例:EUR/JPY、GBP/JPY)。スプレッドがやや広くなる傾向あり。
- リクオート 注文時に指定した価格で約定できず、業者から別の価格が提示されること。
- スリッページ
発注した価格と実際に約定した価格のズレ。
急激な相場変動時や流動性が低い時間帯に発生しやすく、損益に直接影響します。 - 流動性(Liquidity) 市場における取引量の多さ。流動性が高いほどスプレッドが狭くスリッページが少なくなります。
- ECN(Electronic Communication Network) 注文を直接市場に流す取引方式。透明性が高くインターバンクレートに近い価格で取引できます。
- NDD(No Dealing Desk) ディーラーを介さず注文を自動処理する方式。業者との利益相反が起きにくい構造です。
- STP(Straight Through Processing) 顧客の注文を自動的に市場へ流す処理方式。NDD方式の一種です。
- DD(Dealing Desk) FX業者のディーラーが顧客の注文を処理するマーケットメイカー型の方式。
- 約定力 指定した価格・タイミングで注文が成立しやすいかどうかを示す業者評価指標。
- ティックチャート 約定ごとの価格変動を記録するチャート。スキャルピングトレーダーが活用します。
- ローリングスポットFX FX取引の決済日を自動的に翌営業日へ繰り越す仕組み。スワップポイントが発生します。
- FIFO(First In, First Out) 先に建てたポジションから順番に決済するルール。米国規制下の口座で適用されます。
- ヘッジ取引 保有ポジションのリスクを軽減するために、反対方向の取引を同時に行うこと。
- オーバーナイトポジション 当日中に決済せず翌営業日に持ち越したポジション。スワップポイントが発生します。
- ポジションサイジング リスク許容額に基づいて1回の取引量を適正に調整すること。資金管理の核心です。
- レートチェック 取引前に現在の相場レートを確認する行為。
- ダイバージェンス
価格の動きとRSI・MACDなどのインジケーターが逆行している状態。
トレンド転換のサインとしてエントリー根拠に用いられます。 - アービトラージ 複数の市場・業者間の価格差を利用して、ほぼリスクなしに利益を得る手法。
- ロールオーバー 未決済ポジションを翌日以降に繰り越すこと。スワップポイントの発生と連動します。
- スキャルピング対策 業者が極端な短期売買(スキャルピング)を制限・禁止する規約や仕組み。
- オプションバリア オプション取引における特定の価格水準。相場がこの水準に近づくと通常より大きな動きが出やすくなります。
2. 株式投資関連用語
- PER(株価収益率)
「株価 ÷ 1株当たり純利益(EPS)」で計算し、株価が利益の何倍かを示します。
一般的に15〜20倍が標準とされ、高いほど割高・低いほど割安の目安になります。 - PBR(株価純資産倍率)
「株価 ÷ 1株当たり純資産」で計算。1倍を下回ると解散価値以下とされ割安の指標になります。 - ROE(自己資本利益率)
株主から預かった資本をどれだけ効率的に利益に変えているかを示す指標。
一般的に10%以上が優良とされ、成長株の選定基準として重視されます。 - EPS(1株当たり利益) 純利益を発行済み株式数で割った値。PERの計算基礎となる重要指標です。
- 配当利回り
「1株当たり配当金 ÷ 株価 × 100」で表される利回り。
インカムゲインを重視する長期投資家が銘柄選定で必ず確認する指標です。 - 株主優待 企業が株主に提供する自社製品・サービス・金券などの特典制度。
- IPO(新規公開株) 企業が初めて株式市場に上場し、一般投資家が購入できるようになること。初値が公開価格を大幅に上回るケースも多く注目度が高い。
- 信用取引 証券会社から資金や株式を借りてレバレッジをかけた取引を行う仕組み。
- 売買代金 一定期間内に取引された株の総金額。流動性の高さの目安となります。
- 出来高 取引された株数。売買代金と合わせてトレンドの強さを確認する際に使います。
- 時価総額 株価×発行済み株式数。企業規模を比較する最も基本的な指標です。
- ストップ高・ストップ安 株価の急変を防ぐために設けられた1日の値幅制限の上限・下限。
- 板情報 現在市場に出ている売買注文の価格・数量の一覧。需給バランスを読む際に活用します。
- TOB(株式公開買付) 市場外で不特定多数の株主から株式を買い集める手法。M&Aの手段として使われます。
- M&A(企業の合併・買収) 複数の企業が経営統合または一方が他方を買収すること。株価に大きなインパクトを与えます。
- インデックス投資 日経平均・S&P500などの市場指数に連動する運用。低コストで分散投資できる長期投資の基本戦略。
- ファンダメンタルズ分析 企業の業績・財務・経済指標などの本質的価値を基に売買を判断する分析手法。
- テクニカル分析 過去の価格チャートやインジケーターを用いて将来の値動きを予測する分析手法。
- 逆日歩 信用売り(空売り)が過剰になった際に発生する追加コスト。保有者にとっては予想外の費用になることがあります。
- ADR(米国預託証券) 米国市場で外国企業の株式を取引するための証券。ドル建てで外国株に投資できます。
- ナンピン買い 株価下落時に同一銘柄を買い増して平均取得単価を下げる戦略。リスクが増大するため慎重な判断が必要です。
- リバランス 資産配分が目標比率からズレた際に調整し直すこと。長期運用でパフォーマンスを安定させる重要な作業です。
- ボラティリティ指数(VIX) 市場の恐怖度を示す指数。数値が高いほど投資家の不安・不確実性が高まっている状態を示します。
- インカムゲイン 配当金や利息など、資産を保有することで継続的に得られる収益。
- キャピタルゲイン 資産を売却したときに得られる値上がり益。
- レジスタンスライン 価格が何度も跳ね返される上値抵抗線。突破すると上昇トレンドの強いシグナルになります。
- サポートライン 価格が何度も反発する下値支持線。割り込むと下落トレンドへの転換シグナルとなります。
- デイトレード 1日以内に全ポジションを決済するトレードスタイル。
- スイングトレード 数日〜数週間単位でポジションを保有するトレードスタイル。
- ポジショントレード 数週間〜数ヶ月以上の長期でポジションを保有するトレードスタイル。
3. 仮想通貨・暗号資産関連用語
- ビットコイン(BTC)
2009年に誕生した世界初の仮想通貨。時価総額・知名度ともに最大で
「暗号資産の基軸通貨」と呼ばれます。発行上限は2,100万BTCに設定されています。 - イーサリアム(ETH)
スマートコントラクト機能を持つブロックチェーンプラットフォーム。
DeFi・NFT・Web3の基盤として最も広く使われている暗号資産です。 - リップル(XRP)
国際送金の高速化・低コスト化を目的に開発された暗号資産。
金融機関向けの送金プロトコル「RippleNet」の決済通貨として使用されます。 - ステーブルコイン
米ドルなどの法定通貨に価値を連動させ、価格変動を抑えた暗号資産。
USDT(テザー)・USDCが代表例です。DeFi取引の基軸通貨として使われます。 - アトミックスワップ 中央集権的な取引所を介さず、異なるブロックチェーンの暗号資産を直接交換する技術。
- ハードフォーク / ソフトフォーク 仮想通貨の仕様変更のこと。後方互換性がない大規模変更がハードフォーク、互換性を保った変更がソフトフォークです。
- スマートコントラクト
契約条件をコードで記述し、条件成立時に自動実行されるプログラム。
イーサリアム上で動作し、DeFi・NFT・DAOなどの基盤技術です。 - マイニング
取引データをブロックチェーンに記録する検証作業。
作業を完了したマイナーには新規発行の暗号資産が報酬として付与されます(PoW方式)。 - ステーキング
暗号資産をネットワークに預けてブロックチェーンの運営を支援し、
報酬として利息に近い収益を得る仕組み(PoS方式で採用)。 - NFT(非代替性トークン)
ブロックチェーン上で発行される唯一無二のデジタル資産。
アート・ゲームアイテム・音楽など様々な分野で活用されています。 - ICO(新規仮想通貨公開) プロジェクトが独自トークンを発行して資金調達する手法。IPOの仮想通貨版です。
- IEO(取引所公開) 取引所が審査・仲介する形でトークンを公開販売する資金調達手法。ICOより信頼性が高いとされます。
- ホットウォレット インターネットに接続された状態で暗号資産を管理するウォレット。利便性が高い一方、ハッキングリスクがあります。
- コールドウォレット オフライン環境で秘密鍵を管理するウォレット。セキュリティが高く長期保管に適しています。
- DEX(分散型取引所) スマートコントラクトで運営される中央管理者不在の取引所。Uniswap・dYdXが代表例です。
- CEX(中央集権型取引所) 運営会社が管理する一般的な取引所(Binance・Coinbaseなど)。使いやすいが資産管理は取引所に依存します。
- KYC(本人確認) 口座開設・大口取引時に身分証明書を提出して本人確認を行う手続き。マネーロンダリング防止のために義務化されています。
- DeFi(分散型金融)
銀行などの中央機関を介さずスマートコントラクトで動く金融サービスの総称。
レンディング・スワップ・流動性提供などが代表的なサービスです。 - ガス代(手数料) イーサリアムなどのブロックチェーン上で取引・スマートコントラクトを実行する際に支払う手数料。ネットワーク混雑時に高騰します。
- トークン 既存のブロックチェーン上で発行されるデジタル資産。独自のブロックチェーンを持つコインと区別されます。
- ウォレットアドレス 暗号資産の送受信に使用する固有の識別情報(文字列)。銀行口座番号に相当します。
- ペーパーウォレット 秘密鍵やウォレットアドレスを紙に印刷して管理するオフライン保管方法。
- 51%攻撃 特定の主体がネットワークの計算力の過半数を支配し、取引の改ざんや二重支払いを試みる攻撃手法。
- ハッシュレート ブロックチェーンネットワーク全体の計算処理能力の合計。高いほどネットワークの安全性が高まります。
- PoW(プルーフ・オブ・ワーク) 計算作業の証明によってブロックを生成するコンセンサスアルゴリズム。ビットコインが採用しています。
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク) 保有コイン量に応じてブロック生成権を得るコンセンサスアルゴリズム。イーサリアムが2022年に移行しました。
- スマートチェーン(BNB Smart Chain) Binanceが開発したスマートコントラクト対応ブロックチェーン。低ガス代と高速処理が特徴です。
- エアドロップ プロジェクトが宣伝・普及目的でトークンを無料配布すること。条件を満たすウォレットに自動送付されます。
- オラクル ブロックチェーン外部の実世界データ(価格・天気など)をスマートコントラクトに提供する仕組み。Chainlinkが代表例です。
- ラップドトークン(Wrapped Token)
異なるブロックチェーン上でも使用できるよう変換された暗号資産。
例:WBTC(Wrapped BTC)はイーサリアムネットワーク上でBTCと同等の価値を持ちます。
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