EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.36790 で始まり 1.37670 で終えた(+88pips・値幅127pips)。
- 最も値幅が出たのはロンドンで 110pips(+62pips)。
- 高値 1.37950 は 19:35 JST(ロンドン)、安値 1.36680 は 10:45 JST(東京)。
- 5分足1本での最大変動は 19pips、19:35 JST。
- EUR・USD 関連の発表は10件(結果が出たもの7件)。
この日のEUR/USD|2010年3月12日(金)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.36790 |
| 高値 | 1.37950(19:35 JST・ロンドン) |
| 安値 | 1.36680(10:45 JST・東京) |
| 終値 | 1.37670 |
| 騰落 | +88pips |
| 値幅 | 127pips |
| 前営業日終値との差 | -1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 19pips(19:35 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 18 | 1.36790 | 1.37060 | 1.36710 | 1.37060 | +27pips | 35pips |
| 東京 | 90 | 1.36770 | 1.37060 | 1.36680 | 1.37000 | +23pips | 38pips |
| ロンドン | 72 | 1.37050 | 1.37950 | 1.36850 | 1.37670 | +62pips | 110pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.37680 | 1.37760 | 1.37260 | 1.37670 | -1pips | 50pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 16:00 | 欧 | German WPI m/m | 0.1% | 0.6% | 1.3% |
| 19:00 | 欧 | 鉱工業生産(前月比) | 1.7% | 0.8% | -1.7% |
| 19:15 | 欧 | German Buba President Weber 発言 | — | — | — |
| 22:30 | 米 | 小売売上高(自動車除く・前月比) | 0.8% | 0.1% | 0.6% |
| 22:30 | 米 | 小売売上高(前月比) | 0.3% | -0.1% | 0.5% |
| 23:55 | 米 | ミシガン大消費者信頼感(速報) | 72.5 | 74.0 | 73.7 |
| 23:55 | 米 | Prelim UoM Inflation Expectations | 2.8% | — | 2.7% |
| 00:00 | 米 | Business Inventories m/m | 0.0% | 0.2% | -0.2% |
| 02:00 | 米 | 米財務長官Geithner 発言 | — | — | — |
| 05:45 | 欧 | ECB総裁Trichet 発言 | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は3件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | 講演 | リスクと金融政策 Risk and monetary policy |
| 欧州中央銀行 | policy | EU加盟候補国および潜在的候補国におけるマクロ・ミクロ両面のプルーデンス監督の強化 Strenghtening macro and micro-prudential supervision in EU candidates and potential candidates |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 5 / 5 | without limit | 無制限に 無条件の行動宣言・緩和寄り |
The ECB fulfilled its role of market-maker in particular by providing liquidity to banks without limit, for “as long as was needed”, to restore normal market functioning. |
| 4 / 5 | for as long as needed | 必要な限り続ける 強い意思表明・緩和寄り |
At the same time, we have made it clear that we will continue to conduct our weekly main refinancing operations and one-month operations as fixed-rate tenders with full allotment for as long as needed and, in any case, until 12 October 2010. |
| 3 / 5 | as needed | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
At the same time, we have made it clear that we will continue to conduct our weekly main refinancing operations and one-month operations as fixed-rate tenders with full allotment for as long as needed and, in any case, until 12 October 2010. |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
Credit was thus restored, and gradually private lenders were found. |
チャート

この日の総括
2010年3月12日(金)のEUR/USDは、1.36790→1.37670の上昇(+88pips)で、値幅は127pipsだった。前営業日の終値からは-1pipsで始まった。セッション別では早朝 35pips・東京 38pips・ロンドン 110pips・ニューヨーク 50pipsで、ロンドンが最も動いた。高値 1.37950・安値 1.36680 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2010-03-12)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






