EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.36310 で始まり 1.35800 で終えた(-51pips・値幅136pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 136pips(-49pips)。
- 高値 1.36780 は 22:30 JST(ニューヨーク)、安値 1.35420 は 00:50 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 46pips、22:35 JST。
- EUR・USD 関連の発表は9件(結果が出たもの4件)。
この日のEUR/USD|2011年2月4日(金)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.36310 |
| 高値 | 1.36780(22:30 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 1.35420(00:50 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 1.35800 |
| 騰落 | -51pips |
| 値幅 | 136pips |
| 前営業日終値との差 | -1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 46pips(22:35 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 18 | 1.36310 | 1.36360 | 1.36210 | 1.36300 | -1pips | 15pips |
| 東京 | 90 | 1.36260 | 1.36410 | 1.36190 | 1.36330 | +7pips | 22pips |
| ロンドン | 72 | 1.36310 | 1.36420 | 1.36160 | 1.36280 | -3pips | 26pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.36290 | 1.36780 | 1.35420 | 1.35800 | -49pips | 136pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10:00 | 米 | FOMC Kocherlakota 発言 | — | — | — |
| 18:15 | 欧 | EU Economic Summit | — | — | — |
| 19:00 | 欧 | Italian Prelim CPI m/m | 0.4% | 0.3% | 0.4% |
| 20:30 | 欧 | ECB総裁Trichet 発言 | — | — | — |
| 22:30 | 米 | 非農業部門雇用者数 | 36K | 138K | 103K |
| 22:30 | 米 | 失業率 | 9.0% | 9.5% | 9.4% |
| 22:30 | 米 | 平均時給(前月比) | 0.4% | 0.2% | 0.1% |
| 03:00 | 米 | FOMC Fisher 発言 | — | — | — |
| 06:00 | 米 | 米財務省 為替報告書 | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は3件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | policy | ECB、一般文書(General Documentation)の改訂版を公表 ECB publishes an updated version of the General Documentation |
| 欧州中央銀行 | policy | ユーロ圏における金融政策の実施:ユーロシステムの金融政策手段および手続きに関する一般文書 The implementation of monetary policy in the euro area: General documentation on Eurosystem monetary policy instruments and procedures |
| 欧州中央銀行 | policy | ユーロシステムとロシア中央銀行、第6回ハイレベル・セミナーを開催 Eurosystem and Bank of Russia hold sixth high-level seminar |
| 米連邦準備制度 | 議会証言 | 商業用不動産 Commercial Real Estate |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 3 / 5 | if necessary | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
The NCBs may, if necessary for the implementation of monetary policy, share amongst the Eurosystem members individual information, such as operational data, related to counterparties participating in Eurosystem operations 3 . |
| 3 / 5 | may be warranted | 妥当となりうる 条件付きの行動示唆・中立 |
In addition, a suspension, limitation or exclusion of counterparties may be warranted in some of the cases which fall within the notion of the ‘default’ of a counterparty as defined in the contractual or regulatory arrangements applied by the NCBs. |
| 2 / 5 | closely monitor | 注視している 監視・警戒・中立 |
The Bank of Russia is closely monitoring any rise in inflation in the wake of the ongoing economic recovery and remains committed to moving towards an inflation targeting framework in the future. |
| 1 / 5 | temporary | 一時的な 姿勢の説明・緩和寄り |
The facility is intended to satisfy counterparties’ temporary liquidity needs. |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
Thus it is gradually enhancing the flexibility of the exchange rate and scaling down its involvement on the foreign exchange market. |
チャート

この日の総括
2011年2月4日(金)のEUR/USDは、1.36310→1.35800の下落(-51pips)で、値幅は136pipsだった。前営業日の終値からは-1pipsで始まった。セッション別では早朝 15pips・東京 22pips・ロンドン 26pips・ニューヨーク 136pipsで、ニューヨークが最も動いた。5分足の最大変動 46pips は 22:35 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・非農業部門雇用者数、米・失業率、米・平均時給(前月比) の発表がある。高値 1.36780・安値 1.35420 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2011-02-04)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






