EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.35410 で始まり 1.36050 で終えた(+64pips・値幅169pips)。
- 最も値幅が出たのはロンドンで 161pips(+125pips)。
- 高値 1.36520 は 22:55 JST(ニューヨーク)、安値 1.34830 は 16:10 JST(ロンドン)。
- 5分足1本での最大変動は 33pips、01:40 JST。
- EUR・USD 関連の発表は15件(結果が出たもの11件)。
この日のEUR/USD|2011年11月10日(木)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.35410 |
| 高値 | 1.36520(22:55 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 1.34830(16:10 JST・ロンドン) |
| 終値 | 1.36050 |
| 騰落 | +64pips |
| 値幅 | 169pips |
| 前営業日終値との差 | -1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 33pips(01:40 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 18 | 1.35410 | 1.35480 | 1.35040 | 1.35050 | -36pips | 44pips |
| 東京 | 90 | 1.35270 | 1.35580 | 1.35140 | 1.35370 | +10pips | 44pips |
| ロンドン | 72 | 1.35060 | 1.36440 | 1.34830 | 1.36310 | +125pips | 161pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.36300 | 1.36520 | 1.35500 | 1.36050 | -25pips | 102pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:30 | 欧 | French Final CPI m/m | 0.2% | 0.1% | -0.1% |
| 16:00 | 欧 | German Final CPI m/m | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 16:00 | 欧 | German WPI m/m | -1.0% | 0.2% | 0.3% |
| 16:45 | 欧 | French Industrial Production m/m | -1.7% | -0.6% | 0.5% |
| 18:00 | 欧 | ECB Monthly Bulletin | — | — | — |
| 18:00 | 欧 | Italian Industrial Production m/m | -4.8% | -2.6% | 4.3% |
| 19:00 | 欧 | EU Economic Forecasts | — | — | — |
| 22:30 | 米 | 貿易収支 | -43.1B | -46.1B | -45.6B |
| 22:30 | 米 | 新規失業保険申請件数 | 390K | 401K | 397K |
| 22:30 | 米 | Import Prices m/m | -0.6% | 0.1% | 0.3% |
| 00:30 | 米 | Natural Gas Storage | 37B | 31B | 78B |
| 00:40 | 米 | FOMC Evans 発言 | — | — | — |
| 01:45 | 米 | Fed Chairman Bernanke 発言 | — | — | — |
| 03:00 | 米 | 30-y Bond Auction | 3.20|2.4 | — | 3.12|2.9 |
| 04:00 | 米 | Federal Budget Balance | -98.5B | -107.5B | -64.6B |
発言・声明の一次資料
この日は2件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | 講演 | 金融安定政策における中央銀行の(変化する)役割 The (changing) role of central banks in financial stability policies |
| 欧州中央銀行 | policy | ロレンツォ・ビニ・スマギ、ECBを退任しハーバード大学へ Lorenzo Bini Smaghi leaves the ECB for Harvard University |
| 米連邦準備制度 | 講演 | タウンホール・ミーティングでの講演 Town Hall Meeting Remarks |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | forcefully | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
As the recent crisis forcefully demonstrated, the previous mainly microprudential orientation of financial regulation and supervision proved unable to curb the tendency of the ever more complex and opaque financial system to generate excessive amounts of systemic risk. |
| 4 / 5 | forcefully | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
Working with policymakers around the world, the Federal Reserve acted creatively and forcefully to help stabilize the financial system and halt the economic slide. |
| 1 / 5 | transitory | 一時的な 姿勢の説明・緩和寄り |
Although spikes in oil and food prices, and other transitory factors, pushed inflation up earlier this year, inflation appears to be moderating, and we expect, based on the best information that we have today, that it will remain reasonably close to our objective of 2 percent or a bit less for th… |
チャート

この日の総括
2011年11月10日(木)のEUR/USDは、1.35410→1.36050の上昇(+64pips)で、値幅は169pipsだった。前営業日の終値からは-1pipsで始まった。セッション別では早朝 44pips・東京 44pips・ロンドン 161pips・ニューヨーク 102pipsで、ロンドンが最も動いた。5分足の最大変動 33pips は 01:40 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・Fed Chairman Bernanke 発言 の発表がある。高値 1.36520・安値 1.34830 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2011-11-10)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






