EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.10049 で始まり 1.10329 で終えた(+28pips・値幅61.9pips)。
- 最も値幅が出たのはロンドンで 61.7pips(+38pips)。
- 高値 1.10626 は 22:50 JST(ニューヨーク)、安値 1.10007 は 17:50 JST(ロンドン)。
- 5分足1本での最大変動は 10pips、23:50 JST。
- EUR・USD 関連の発表は6件(結果が出たもの4件)。
この日のEUR/USD|2019年10月11日(金)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.10049 |
| 高値 | 1.10626(22:50 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 1.10007(17:50 JST・ロンドン) |
| 終値 | 1.10329 |
| 騰落 | +28pips |
| 値幅 | 61.9pips |
| 前営業日終値との差 | -0.1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 10pips(23:50 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 1.10049 | 1.10085 | 1.10041 | 1.10070 | +2.1pips | 4.4pips |
| 東京 | 90 | 1.10070 | 1.10194 | 1.10046 | 1.10160 | +9pips | 14.8pips |
| ロンドン | 66 | 1.10161 | 1.10624 | 1.10007 | 1.10541 | +38pips | 61.7pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.10542 | 1.10626 | 1.10255 | 1.10329 | -21.3pips | 37.1pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:00 | 欧 | German Final CPI m/m | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 19:15 | 欧 | ECOFIN Meetings | — | — | — |
| 21:30 | 米 | Import Prices m/m | 0.2% | -0.1% | -0.5% |
| 23:00 | 米 | ミシガン大消費者信頼感(速報) | 96.0 | 92.0 | 92.0 |
| 23:00 | 米 | Prelim UoM Inflation Expectations | 2.5% | — | 2.8% |
| 02:15 | 米 | FOMC Rosengren 発言 | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は1件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | 講演 | 富の不平等とグローバル化の再分配効果に関する研究へのガブリエル・ズックマンの貢献 Gabriel Zucman’s contribution to research on wealth inequality and the redistributive effects on globalization |
| 欧州中央銀行 | 講演 | 政策運営、責任、そして不確実性 Policymaking, responsibility and uncertainty |
| 米連邦準備制度 | policy | 金融政策の実施に関する声明 Statement Regarding Monetary Policy Implementation |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | decisively | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
Set against this was the material risk – had we failed to act decisively – of a catastrophic unravelling of the euro area with severe deflationary consequences. |
| 3 / 5 | as necessary | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
[ 6 ] However, as with all evidence-based policymaking, conclusions must be continuously reviewed and updated as necessary. |
| 3 / 5 | stands ready | 行動する用意がある 条件付きの行動示唆・強い関与 |
The Committee stands ready to adjust the details of these plans as necessary to foster efficient and effective implementation of monetary policy. |
| 3 / 5 | as necessary | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
The Committee stands ready to adjust the details of these plans as necessary to foster efficient and effective implementation of monetary policy. |
| 1 / 5 | gradual | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
Such a long time range is important, as many of the movements in wealth inequality are very gradual, which means that these changes can only be estimated reliably once enough data are available. |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
This is why, since 2014, we have gradually placed more emphasis on the macroeconomic policy mix in the euro area, which is the respective contribution of monetary and fiscal policy in supporting the economy. |
チャート

この日の総括
2019年10月11日(金)のEUR/USDは、1.10049→1.10329の上昇(+28pips)で、値幅は61.9pipsだった。前営業日の終値からは-0.1pipsで始まった。セッション別では早朝 4.4pips・東京 14.8pips・ロンドン 61.7pips・ニューヨーク 37.1pipsで、ロンドンが最も動いた。高値 1.10626・安値 1.10007 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2019-10-11)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






