USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 101.780 で始まり 103.430 で終えた(+165pips・値幅217pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 153pips(+129pips)。
- 高値 103.610 は 05:05 JST(ニューヨーク)、安値 101.440 は 08:50 JST(東京)。
- 5分足1本での最大変動は 78pips、21:30 JST。
- USD・JPY 関連の発表は5件(結果が出たもの3件)。
この日のUSD/JPY|2008年3月11日(火)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 101.780 |
| 高値 | 103.610(05:05 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 101.440(08:50 JST・東京) |
| 終値 | 103.430 |
| 騰落 | +165pips |
| 値幅 | 217pips |
| 前営業日終値との差 | -1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 78pips(21:30 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 30 | 101.780 | 102.150 | 101.730 | 102.080 | +30pips | 42pips |
| 東京 | 90 | 101.760 | 102.170 | 101.440 | 102.140 | +38pips | 73pips |
| ロンドン | 60 | 102.070 | 102.350 | 101.870 | 102.130 | +6pips | 48pips |
| ニューヨーク | 108 | 102.140 | 103.610 | 102.080 | 103.430 | +129pips | 153pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 21:30 | 米 | 貿易収支 | -58.2B | -59.5B | -58.8B |
| 21:30 | 米 | NFIB Small Business Index | 92.9 | — | 91.8 |
| 22:30 | 米 | Fed Announcement | — | — | — |
| 23:00 | 米 | FOMC Kroszner 発言 | — | — | — |
| 00:00 | 米 | RCM/TIPP Economic Optimism | 42.5 | 40.5 | 44.5 |
発言・声明の一次資料
この日は1件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 米連邦準備制度 | 講演 | リスク管理におけるファンダメンタルズの重要性 The Importance of Fundamentals in Risk Management |
| 米連邦準備制度 | policy | 連邦準備制度、2008年3月10日に実施した28日物500億ドル資金供給オペの結果を公表 Federal Reserve announces results of auction of $50 billion in 28-day credit held on March 10, 2008 |
| 米連邦準備制度 | policy | FOMC声明:連邦準備制度および各国中央銀行、資金市場の流動性逼迫に対応する具体的措置を発表 FOMC statement: Federal Reserve and other central banks announce specific measures designed to address liquidity pressures in funding markets |
| 日本銀行 | policy | 2008年3月11日(火)に5中央銀行が公表した措置について On the Measures Announced by Five Central Banks on March 11, 2008 |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 2 / 5 | vigilant | 警戒を怠らない 監視・警戒・引き締め寄り |
Risk Management Challenges Getting the fundamentals right–and being ever vigilant about their consistent application and execution–forms the basis of any sound risk management system. |
| 1 / 5 | temporary | 一時的な 姿勢の説明・緩和寄り |
In addition, the Federal Open Market Committee has authorized increases in its existing temporary reciprocal currency arrangements (swap lines) with the European Central Bank (ECB) and the Swiss National Bank (SNB). |
チャート

この日の総括
2008年3月11日(火)のUSD/JPYは、101.780→103.430の上昇(+165pips)で、値幅は217pipsだった。前営業日の終値からは-1pipsで始まった。セッション別では早朝 42pips・東京 73pips・ロンドン 48pips・ニューヨーク 153pipsで、ニューヨークが最も動いた。5分足の最大変動 78pips は 21:30 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・貿易収支、米・NFIB Small Business Index の発表がある。高値 103.610・安値 101.440 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2008-03-11)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






