USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 113.592 で始まり 114.637 で終えた(+104.5pips・値幅142.8pips)。
- 最も値幅が出たのは東京で 96.3pips(+83.3pips)。
- 高値 114.841 は 22:15 JST(ニューヨーク)、安値 113.413 は 07:55 JST(早朝)。
- 5分足1本での最大変動は 21.9pips、22:20 JST。
- USD・JPY 関連の発表は9件(結果が出たもの7件)。
この日のUSD/JPY|2014年11月5日(水)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 113.592 |
| 高値 | 114.841(22:15 JST・ニューヨーク) |
| 安値 | 113.413(07:55 JST・早朝) |
| 終値 | 114.637 |
| 騰落 | +104.5pips |
| 値幅 | 142.8pips |
| 前営業日終値との差 | -0.3pips |
| 5分足1本の最大変動 | 21.9pips(22:20 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 18 | 113.592 | 114.284 | 113.413 | 114.192 | +60pips | 87.1pips |
| 東京 | 90 | 113.444 | 114.385 | 113.422 | 114.277 | +83.3pips | 96.3pips |
| ロンドン | 72 | 114.193 | 114.779 | 114.176 | 114.767 | +57.4pips | 60.3pips |
| ニューヨーク | 108 | 114.768 | 114.841 | 114.386 | 114.637 | -13.1pips | 45.5pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 日 | Monetary Base y/y | 36.9% | 36.2% | 35.3% |
| 10:30 | 日 | Average Cash Earnings y/y | 0.8% | 0.9% | 1.4% |
| 11:30 | 日 | 日銀総裁Kuroda 発言 | — | — | — |
| 12:45 | 日 | 10-y Bond Auction | 0.44|3.5 | — | 0.52|3.5 |
| 22:15 | 米 | ADP雇用統計 | 230K | 214K | 213K |
| 23:15 | 米 | FOMC Kocherlakota 発言 | — | — | — |
| 23:45 | 米 | Final Services PMI | 57.1 | 57.3 | 57.3 |
| 00:00 | 米 | ISM非製造業景況指数 | 57.1 | 58.2 | 58.6 |
| 00:30 | 米 | Crude Oil Inventories | 0.5M | 1.8M | 2.1M |
発言・声明の一次資料
この日は2件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 日本銀行 | 講演 | 「2%の物価安定の目標の実現に向けて」(きさらぎ会における講演) "Ensuring Achievement of the Price Stability Target of 2 Percent" (Speech at the Kisaragi-kai Meeting in Tokyo) |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | strong commitment | 強く責任を負う 強い意思表明・強い関与 |
As I mentioned at the outset, the QQE is a policy that aims to dispel people’s deflationary mindset and raise inflation expectations through the Bank’s strong commitment to achieving the 2 percent CPI inflation in a stable manner and an unprecedented large-scale monetary easing to underpin the co… |
| 4 / 5 | as long as it is necessary | 必要な限り続ける 強い意思表明・緩和寄り |
As for monetary policy management going forward, as before, the Bank will continue with the QQE, aiming to achieve the price stability target of 2 percent, as long as it is necessary for maintaining that target in a stable manner. |
| 3 / 5 | take additional measures | 追加の措置を取る 条件付きの行動示唆・強い関与 |
If downside risk to prices becomes substantial, it is a natural and logical move to take additional measures. |
| 2 / 5 | vigilance | 警戒を怠らない 監視・警戒・引き締め寄り |
Specifically, on the supply side, it can be pointed out that, in addition to an increasing trend in supply, such as a production increase in shale oil, some oil-producing countries have started to increase their supply recently as a sense of vigilance against geopolitical risks has receded. |
| 2 / 5 | Downside Risks | 下振れリスク 監視・警戒・緩和寄り |
Upside and Downside Risks to Economic Activity and Prices V. |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
In contrast, sales at department stores and supermarkets have been picking up, and the effects of the subsequent decline in demand have been waning gradually. |
チャート

この日の総括
2014年11月5日(水)のUSD/JPYは、113.592→114.637の上昇(+104.5pips)で、値幅は142.8pipsだった。前営業日の終値からは-0.3pipsで始まった。セッション別では早朝 87.1pips・東京 96.3pips・ロンドン 60.3pips・ニューヨーク 45.5pipsで、東京が最も動いた。5分足の最大変動 21.9pips は 22:20 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 米・ADP雇用統計 の発表がある。高値 114.841・安値 113.413 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2014-11-05)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






