東京ロンドンセッション戦略の核心は「東京時間のレンジ上下限をロンドン時間のブレイクで使う」手法だ。GBPJPY・USDJPYでよく機能するこのパターンを、具体的な条件と注意点とともに整理する。2026年6月確認。
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こんな方に向けています
・時間帯別のFX戦略を設計したい
・東京時間のレンジとロンドン時間の関係を理解したい
・GBPJPYやUSDJPYで日中トレードをしている
この記事のポイント
- 東京時間(9:00〜15:00)はレンジ形成の時間帯・流動性は低め
- ロンドン時間(17:00〜)のオープンで東京レンジをブレイクするパターンが多い
- ブレイク方向は「ロンドン勢のポジション構築方向」と一致することが多い
- フォルスブレイク(ダマシ)が多いため、確認後エントリーが原則
01時間帯別の特性を整理する
FX市場は24時間動いているが、時間帯によって流動性・ボラティリティ・参加者の性質が大きく異なる。
| 主要セッションの特性(日本時間基準) | |
|---|---|
| 東京時間(9:00〜15:00) | 流動性中程度・JPYペアが比較的活発・レンジになりやすい |
| 欧州(ロンドン)時間(17:00〜) | 最大流動性・ブレイクが多い・GBPJPYが激しく動く |
| ニューヨーク時間(22:30〜) | ロンドンと重複する時間が最もボラティリティ高い |
| 東京〜ロンドン間(15:00〜17:00) | 流動性最低・スプレッド拡大・取引推奨しない時間帯 |
特に注意が必要なのは「東京とロンドンの間(15:00〜17:00)」の時間帯だ。欧州市場が開く前のデッドタイムであり、スプレッドが広がりトレンドも出にくい。この時間帯のトレードは避けるのが原則だ。
02東京レンジ・ロンドンブレイク戦略の設計
東京ロンドンセッション戦略の基本パターンは以下の通りだ。
- Step 1:東京時間(9:00〜15:00)のUSDJPYまたはGBPJPYのレンジ高値・安値を記録する
- Step 2:ロンドンオープン(17:00〜)でレンジをブレイクするか確認する
- Step 3:ブレイクが確認されたらブレイク方向にエントリーを検討する
- Step 4:ストップは東京レンジの反対側に設定する
フォルスブレイクに注意する
ロンドンオープン直後はフォルスブレイク(ダマシ)が頻発する。東京レンジを少しだけ抜けた後に戻ってきてしまうパターンだ。これを避けるには「ブレイク後N pips以上定着してからエントリー」「ブレイク後の1本確定後エントリー」など条件を設けることが有効だ。
03GBPJPYとUSDJPYでの機能条件の違い
東京レンジブレイク戦略はGBPJPYとUSDJPYで機能条件が異なる。GBPJPYはロンドンオープン時の動きが激しいためブレイク幅が大きくなりやすい一方、フォルスブレイクも多い。USDJPYはNY時間(22:30〜)に米国指標の影響でブレイクが起きることが多い。
使える相場環境と使えない相場環境
東京レンジブレイク戦略が機能しやすいのは「東京時間のレンジが明確で、値幅が30〜50pips程度に収まっている日」だ。逆に東京時間に大きなニュースで既にトレンドが出ている場合は、レンジが形成されていないためこの戦略は使えない。毎朝東京時間の値動きを確認する習慣が必要だ。
04ロンドン時間後半〜NY時間への引き継ぎ
ロンドン時間でブレイクしたトレンドがNY時間に継続するかどうかは、米国指標の発表状況に依存する。特に米雇用統計・CPI・FOMC等の重要指標がある日は、ロンドン時間のトレンドがNYオープンで反転することがある。ロンドン時間でのブレイクポジションをNY時間まで持ち越す場合は、主要指標の有無を必ず確認すること。
ロンドンオープン時間帯(17:00〜)のGBPJPYスプレッドが安定。ECN約定でブレイク時の約定品質も高い。






