EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.08719 で始まり 1.08672 で終えた(-4.7pips・値幅44.7pips)。
- 最も値幅が出たのはロンドンで 39.2pips(-12.7pips)。
- 高値 1.08979 は 10:00 JST(東京)、安値 1.08532 は 03:15 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 8.8pips、16:00 JST。
- EUR・USD 関連の発表は8件(結果が出たもの7件)。
この日のEUR/USD|2017年5月10日(水)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.08719 |
| 高値 | 1.08979(10:00 JST・東京) |
| 安値 | 1.08532(03:15 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 1.08672 |
| 騰落 | -4.7pips |
| 値幅 | 44.7pips |
| 前営業日終値との差 | -0.4pips |
| 5分足1本の最大変動 | 8.8pips(16:00 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 1.08719 | 1.08878 | 1.08694 | 1.08819 | +10pips | 18.4pips |
| 東京 | 90 | 1.08824 | 1.08979 | 1.08816 | 1.08891 | +6.7pips | 16.3pips |
| ロンドン | 66 | 1.08895 | 1.08978 | 1.08586 | 1.08768 | -12.7pips | 39.2pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.08764 | 1.08827 | 1.08532 | 1.08672 | -9.2pips | 29.5pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:45 | 欧 | French Industrial Production m/m | 2.0% | 1.2% | -1.6% |
| 15:45 | 欧 | French Trade Balance | -5.4B | -5.9B | -6.6B |
| 17:00 | 欧 | Italian Industrial Production m/m | 0.4% | 0.3% | 1.0% |
| 20:00 | 欧 | ECB総裁Draghi 発言 | — | — | — |
| 21:30 | 米 | Import Prices m/m | 0.5% | 0.2% | -0.2% |
| 23:30 | 米 | Crude Oil Inventories | -5.2M | -2.0M | -0.9M |
| 02:01 | 米 | 10-y Bond Auction | 2.40|2.3 | — | 2.33|2.5 |
| 03:00 | 米 | Federal Budget Balance | 182.4B | 175.0B | -176.2B |
発言・声明の一次資料
この日は1件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | 講演 | オランダ下院における冒頭発言 Introductory remarks at the House of Representatives of the Netherlands |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | decisive | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
It was against this macroeconomic background that the ECB took decisive policy action to maintain price stability in the euro area as a whole, in line with its mandate. |
| 3 / 5 | if necessary | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
Net asset purchases currently amount to €60 billion per month, and are intended to run until the end of December 2017, or beyond, if necessary. |
| 2 / 5 | downside risks | 下振れリスク 監視・警戒・緩和寄り |
And our measures are proving effective: incoming data confirm that the cyclical recovery of the euro area economy is becoming increasingly solid and that downside risks have further diminished. |
| 1 / 5 | accommodative | 緩和的な 姿勢の説明・緩和寄り |
The side effects of our policies I am aware that these very accommodative financing conditions have raised various concerns, also in this House. |
| 1 / 5 | policy is not the appropriate | 適切な政策運営 姿勢の説明・中立 |
That being said, monetary policy is not the appropriate tool for addressing local and sectoral financial risks. |
チャート

この日の総括
2017年5月10日(水)のEUR/USDは、1.08719→1.08672の下落(-4.7pips)で、値幅は44.7pipsだった。前営業日の終値からは-0.4pipsで始まった。セッション別では早朝 18.4pips・東京 16.3pips・ロンドン 39.2pips・ニューヨーク 29.5pipsで、ロンドンが最も動いた。5分足の最大変動 8.8pips は 16:00 JST で、同じ時間帯(前後15分)に 欧・French Industrial Production m/m、欧・French Trade Balance の発表がある。高値 1.08979・安値 1.08532 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2017-05-10)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






