USD/JPY の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日07:00から当日07:00(日本時間)までの5分足288本。
- USD/JPYは 104.310 で始まり 104.411 で終えた(+10.1pips・値幅52.7pips)。
- 最も値幅が出たのはロンドンで 29.7pips(+16.6pips)。
- 高値 104.751 は 21:45 JST(ロンドン)、安値 104.224 は 09:10 JST(東京)。
- 5分足1本での最大変動は 9.3pips、00:55 JST。
- USD・JPY 関連の発表は9件(結果が出たもの4件)。
この日のUSD/JPY|2020年12月2日(水)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 104.310 |
| 高値 | 104.751(21:45 JST・ロンドン) |
| 安値 | 104.224(09:10 JST・東京) |
| 終値 | 104.411 |
| 騰落 | +10.1pips |
| 値幅 | 52.7pips |
| 前営業日終値との差 | -0.2pips |
| 5分足1本の最大変動 | 9.3pips(00:55 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 18 | 104.310 | 104.488 | 104.297 | 104.488 | +17.8pips | 19.1pips |
| 東京 | 90 | 104.312 | 104.464 | 104.224 | 104.435 | +12.3pips | 24pips |
| ロンドン | 72 | 104.488 | 104.751 | 104.454 | 104.654 | +16.6pips | 29.7pips |
| ニューヨーク | 108 | 104.657 | 104.659 | 104.398 | 104.411 | -24.6pips | 26.1pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(USD・JPY・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 日 | Monetary Base y/y | 16.5% | 17.2% | 16.3% |
| 13:59 | 日 | Consumer Confidence | 33.7 | 33.0 | 33.6 |
| 22:15 | 米 | ADP雇用統計 | 307K | 433K | 365K |
| 23:00 | 米 | FOMC Quarles 発言 | — | — | — |
| 00:00 | 米 | Fed Chairman Powell Testifies | — | — | — |
| 00:00 | 米 | FOMC ハーカー 発言 | — | — | — |
| 00:30 | 米 | Crude Oil Inventories | -0.7M | -1.7M | -0.8M |
| 03:00 | 米 | FOMC ウィリアムズ 発言 | — | — | — |
| 04:00 | 米 | ベージュブック | — | — | — |
発言・声明の一次資料
この日は4件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 日本銀行 | 講演 | 「わが国の経済・物価情勢と金融政策」(秋田県金融経済懇談会における挨拶)(ウェブ会議形式) "Japan’s Economy and Monetary Policy" (Speech at a Meeting with Local Leaders in Akita) (via webcast) |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | powerful monetary easing | 強力な金融緩和 強い意思表明・緩和寄り |
In response to COVID-19, the Bank has conducted powerful monetary easing since March through the following three measures (Chart 10). |
| 3 / 5 | if necessary | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
On this basis, since there are high uncertainties over the impact of COVID-19 on economic and financial activities, the Bank will, for the time being, closely monitor its impact and not hesitate to take additional monetary easing measures if necessary. |
| 2 / 5 | vigilance | 警戒を怠らない 監視・警戒・引き締め寄り |
That said, the pace of improvement is expected to be only moderate while vigilance against COVID-19 continues (Chart 4). |
| 2 / 5 | closely monitor | 注視している 監視・警戒・中立 |
Thus, it is necessary to continue closely monitoring developments in overseas economies, taking into account downside risks. |
| 2 / 5 | downside risks | 下振れリスク 監視・警戒・緩和寄り |
Thus, it is necessary to continue closely monitoring developments in overseas economies, taking into account downside risks. |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
As for the outlook, with the impact of COVID-19 waning gradually, overseas economies are likely to continue improving, partly supported by aggressive macroeconomic policies. |
チャート

この日の総括
2020年12月2日(水)のUSD/JPYは、104.310→104.411の上昇(+10.1pips)で、値幅は52.7pipsだった。前営業日の終値からは-0.2pipsで始まった。セッション別では早朝 19.1pips・東京 24pips・ロンドン 29.7pips・ニューヨーク 26.1pipsで、ロンドンが最も動いた。高値 104.751・安値 104.224 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(冬時間 GMT+2)。
- 経済指標: Forex Factory(2020-12-02)。USD・JPY に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






