EUR/USD の1日を、東京・ロンドン・ニューヨークのセッション別に分けて記録する。前日06:00から当日06:00(日本時間)までの5分足288本。
- EUR/USDは 1.45100 で始まり 1.43460 で終えた(-164pips・値幅229pips)。
- 最も値幅が出たのはニューヨークで 166pips(-129pips)。
- 高値 1.45500 は 10:25 JST(東京)、安値 1.43210 は 02:45 JST(ニューヨーク)。
- 5分足1本での最大変動は 23pips、22:35 JST。
- EUR・USD 関連の発表は7件(結果が出たもの5件)。
この日のEUR/USD|2011年6月10日(金)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 始値 | 1.45100 |
| 高値 | 1.45500(10:25 JST・東京) |
| 安値 | 1.43210(02:45 JST・ニューヨーク) |
| 終値 | 1.43460 |
| 騰落 | -164pips |
| 値幅 | 229pips |
| 前営業日終値との差 | +1pips |
| 5分足1本の最大変動 | 23pips(22:35 JST) |
セッション別の値動き(日本時間)
| セッション | 本数 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落 | 値幅 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 早朝 | 24 | 1.45100 | 1.45180 | 1.45030 | 1.45080 | -2pips | 15pips |
| 東京 | 90 | 1.45090 | 1.45500 | 1.44640 | 1.44740 | -35pips | 86pips |
| ロンドン | 66 | 1.44730 | 1.44970 | 1.44410 | 1.44740 | +1pips | 56pips |
| ニューヨーク | 108 | 1.44750 | 1.44870 | 1.43210 | 1.43460 | -129pips | 166pips |
早朝=前日のNYクローズから東京オープンまでの薄商い/東京=東証の立会時間に合わせた 08:00〜15:30/ロンドン=欧州勢が参入する時間帯/ニューヨーク=米国勢の時間帯。日をまたいで翌朝まで。ロンドンとニューヨークの開始時刻は各国の夏時間で前後する。
この日の経済指標(EUR・USD・日本時間)
| 時刻 | 通貨 | 指標 | 結果 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15:00 | 欧 | German Final CPI m/m | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 15:00 | 欧 | German WPI m/m | 0.0% | 0.5% | 0.2% |
| 15:45 | 欧 | French Industrial Production m/m | -0.3% | 0.4% | -0.9% |
| 15:50 | 欧 | ECB総裁Trichet 発言 | — | — | — |
| 21:30 | 米 | Import Prices m/m | 0.2% | -0.6% | 2.2% |
| 22:00 | 米 | FOMC Dudley 発言 | — | — | — |
| 03:00 | 米 | Federal Budget Balance | -57.6B | -123.2B | -40.5B |
発言・声明の一次資料
この日は2件の発言予定がカレンダーに入っている。カレンダーには発言の中身が無いため、中央銀行が公開している原文を挙げる。
| 発表元 | 種別 | 題名(原文へのリンク) |
|---|---|---|
| 欧州中央銀行 | 講演 | 困難な環境下での金融政策の調整 Adjusting monetary policy in a challenging environment |
| 欧州中央銀行 | 講演 | 歴史家はこの危機への我々の対応をどう評価するか How will historians judge our handling of this crisis? |
| 欧州中央銀行 | 講演 | ユーロ圏における金融安定のガバナンス The Governance of Financial Stability in the euro area |
| 欧州中央銀行 | 講演 | 二つの大陸の比較 Two continents compared |
この日の文言の強さ
中央銀行の言い回しには慣例的な段階がある。同じ「対応する」でも「注視している(closely monitoring)」と「ためらわない(will not hesitate)」では、市場が受け取るコミットメントの強さが違う。ここでは原文にある表現をそのまま拾って、段階と和訳を並べている。要約や意図の推測はしていない。
| 段階 | 原文の表現 | 意味 | その表現を含む一文 |
|---|---|---|---|
| 4 / 5 | decisively | 断固たる姿勢で 強い意思表明・強い関与 |
Governments need to strengthen decisively public finances. |
| 3 / 5 | stand ready | 行動する用意がある 条件付きの行動示唆・強い関与 |
In this respect, we stand ready to further adjust our still very accommodative monetary policy stance. |
| 3 / 5 | will act | 行動する 条件付きの行動示唆・強い関与 |
In the same vein, we will act in a timely manner as regards further steps to phase out our non-standard measures. |
| 3 / 5 | as necessary | 必要であれば 条件付きの行動示唆・強い関与 |
However, as necessary as these changes are, they are not enough to bring about a strong and robust improvement in Spain’s economy, and particularly to create jobs and boost productivity. |
| 2 / 5 | vigilance | 警戒を怠らない 監視・警戒・引き締め寄り |
This calls for strong vigilance. |
| 1 / 5 | gradually | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
Signals from the monetary analysis indicate that the underlying pace of monetary expansion is gradually recovering. |
| 1 / 5 | accommodative | 緩和的な 姿勢の説明・緩和寄り |
Looking ahead, we expect the economy to further benefit from ongoing global growth and the still accommodative monetary policy stance. |
| 1 / 5 | gradual | 段階的に・慎重な歩調で 姿勢の説明・中立 |
Following this path of necessary gradual reforms is essential for the efficiency and welfare of the whole euro area. |
チャート

この日の総括
2011年6月10日(金)のEUR/USDは、1.45100→1.43460の下落(-164pips)で、値幅は229pipsだった。前営業日の終値からは+1pipsで始まった。セッション別では早朝 15pips・東京 86pips・ロンドン 56pips・ニューヨーク 166pipsで、ニューヨークが最も動いた。高値 1.45500・安値 1.43210 は翌営業日の最初の節目になる。
データについて
- 価格・チャート: HistData.com の1分足を5分足に集計したもの。特定の業者の実約定レートではなく、当時の提示レートとは差がある。
- 発言・声明: ForexFactory のカレンダーには発言の予定時刻しか無く、内容は含まれない。本文で挙げている題名とリンクは各中央銀行(米連邦準備制度・欧州中央銀行・日本銀行・イングランド銀行)が公開している原文で、同じ日に公開されたものを日付で突き合わせている。要約はしていない。
- 文言の強さ: 原文にある決まった言い回しを辞書で拾い、5段階の目安と和訳を付けたもの。段階は慣例的な読み方を整理したもので、相場への影響を予測するものではない。本文が PDF などで取得できなかった資料には表現の抽出をしていない。
- 時刻: 記事内はすべて日本時間(JST)。元データはサーバー時刻(夏時間 GMT+3)。
- 経済指標: Forex Factory(2011-06-10)。EUR・USD に関係するものだけを載せている。
本記事は価格データと発表データから自動生成した相場の記録で、投資助言ではない。指標と値動きの関係は時刻の前後関係を示しているだけで、因果を主張するものではない。数値はミッドプライスの分足に基づく参考値で、取引口座の提示レートとは差がある。






